【BCフィリー&メアターフ】高速決着濃厚 大穴はチリの刺客キャット

[ 2016年11月5日 23:44 ]

 日本時間6日早朝(午前4時43分)発走の米G1・第18回BCフィリー&メアターフ(芝2000メートル=サンタアニタパーク競馬場、13頭立て)のJRAインターネット投票発売(即PATとAーPAT、締め切り発走4分前)がスタートした。

 現地取材陣の報告によると、天候は晴れ(日本時間5日23時過ぎ現在)。日差しが強くなりそうで、気温は30度近くまでになる模様だ。馬場は「良」。サンタアニタパーク競馬場は今夏、芝を新しく張り替えたため、芝が密集していており、少し硬めのコンディションだ。

 12戦6勝、現在3連勝中の地元アベンジ(牝4)を送り込むマンデラ調教師は日本馬ヌーヴォレコルトについて問われると「知らない」とコメント。眼中になしか、それとも日本のG1馬ヌーヴォの底力を軽視しているのか?

 現地の情報通り、高速馬場となれば、前走で今回と同じ距離芝10Fで1分58秒台をマークし、快勝したアベンジの持ち時計が生きてくるかもしれない。いや時計面では、伏兵(10)キットキャット(牝4=シルバ厩舎)が前々走G1芝10Fで1分56秒9の好時計で勝利している。芝硬めのコンディションは望むところか。

 なお5日23時過ぎ現在、JRAインターネット投票での単勝1番人気は8戦7勝、奇跡の完全復活ホース・レディイーライ(牝4=ブラウン厩舎)で2・8倍、2番人気がセブンスヘブン(牝3=オブライエン厩舎)で4・2倍。日本の武豊騎乗ヌーヴォレコルト(牝5=斉藤厩舎)は3番人気5・6倍となっている。

 なお高速馬場が合いそうなアベンジ(牝4=マンデラ厩舎)は4番人気で7・4倍、チリの刺客キットキャットは現在単勝10番人気で32・9倍。芝10F持ち時計No.1の(10)キャットがもし馬券圏内に絡めば、万券必至だ。

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2016年11月5日のニュース