【万哲の乱 特別編】5日福島10R キングライオンがひたすら逃げる

[ 2016年11月5日 08:00 ]

 年賀状の発売も既に始まり、各部門のリーディング争いも気になる季節。調教師部門は先週3勝を上積みした矢作師が今年49勝。2位の藤沢和師(42勝)に7勝差をつけて、独走状態になってきた。重賞を含めたメインの強さもさることながら、勝算のあるレースをトコトン吟味しての“第3場”では常に目が離せない厩舎。今週から始まる福島3週間でも大注目だ。

 本日土曜。福島に参戦する矢作厩舎の管理馬は、10R・磐梯山特別の(1)キングライオンのみ。典型的な逃げ馬で、絶好の最内1番枠をゲット。こうなったら、厩舎のカラー?的にも行くしかないだろう。サドラーズウェルズの血を引いている父キトゥンズジョイは04年ターフクラシック招待S(1着、芝12F)でG1勝ち、同年ブリーダーズCターフ(芝12F)でも2着。血統的にも2600メートルに対応しうるスタミナの裏付けは十分ある。2日の最終追いは栗東坂路で4F51秒0の好時計。使いつつ、状態も上がっている。首尾よくハナを奪えれば、福島競馬場の短い直線も味方にできる。

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2016年11月5日のニュース