【徳山クラウン争奪戦】大波乱呼んだ!毒島 まくり差しで通算40V

[ 2016年10月15日 05:30 ]

王冠をかぶってガッツポーズの毒島誠
Photo By スポニチ

 ボートレース徳山のG1「徳山クラウン争奪戦」は14日、12Rで優勝戦が行われ、6コースから毒島誠(32=群馬)が鮮やかなまくり差しを決め、今年のG1初制覇を飾った。通算では40V。3連単(6)(5)(3)は5万9350円(91番人気)の大波乱だった。

 1号艇の坪井がSで後手を踏む。伸び返して1Mで先に回ったが、そこに鋭くまくり差しを決めたのが6コースの毒島だった。頭一つリードして独走態勢へ。久しぶりに毒島らしい思い切りの良さが見られた。

 初日1走目で6着。だが、そこから懸命に着をまとめた。大敗で闘争心に火がついた。優勝戦も必死のハンドル。「何も覚えていない。たまたまです。狙って入れる位置ではなかったので…。自分の中でも焦りがあった」。無我夢中が生んだ優勝。賞金ランクも17位へとアップした。年末に向け毒島のスパートが始まった。

続きを表示

2016年10月15日のニュース