宮下「感謝」の復帰戦 国内最多626勝ママさんジョッキー

[ 2016年8月18日 05:30 ]

ジョッキーに復帰、夫の小山(右)と子供たちと記念撮影に応じる宮下瞳

 名古屋競馬場で17日、女性騎手の宮下瞳(39)が、11年8月16日の引退以来5年ぶりに現役復帰した。

 引退後は12、14年に出産。競馬から離れていたが昨年11月から厩務員として勤め、今年になって騎手免許を再取得。JRAの女性騎手・藤田菜七子が注目を集める中、国内最多626勝を誇る女王が、ブランクを感じさせない生き生きとした騎乗で再び輝きを放ち始めた。

 宮下は「きょうは結果が伴わず残念でしたが、楽しんでレースができました。子育てしながら騎手をするのは大変でも周りが支えてくれます。感謝はもちろんですが、今後は結果で恩返ししたい」と意気込んでいる。この日は2、3、6Rの3鞍に騎乗して8、3、4着だった。

 18日は同競馬場で後輩女性騎手・木之前葵(23)との対決もある。

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