【先週の新馬戦】ディープブリランテ産駒が初勝利

[ 2016年7月5日 05:30 ]

 開幕週の福島と中京で将来性豊かな馬が勝ち上がった。福島芝1800メートルを逃げ切ったアピールバイオはラスト2Fが11秒5―11秒6で極上の伸び。2着に8馬身差の圧勝だった。前半5F63秒5のスローに落とした操作性の高さは光り、控えても競馬はできそう。初戦としては1分51秒2も優秀だ。父ネオユニヴァース&母の父キングカメハメハで距離の融通性もあり、今後が楽しみ。

 中京マイルを快勝したモーヴサファイアは発馬後の行き脚は一息だったが、早めに好位につけて力強い伸び脚。雄大なフットワークで距離はもっと延びてもOK。半兄ブラックスピネル同様、確実にオープン級に育ちそうだ。

 中京芝1400メートルを勝ったディーパワンサは新種牡馬ディープブリランテ(12年日本ダービー馬)の記念すべき産駒初勝利。従順な性格で馬群を機敏に縫った。近親に今年のオークス馬シンハライトがいて、奥行きは深そうだ。

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2016年7月5日のニュース