レース終わってよみがえる記憶…夏競馬へ、リセットして臨みたい

[ 2016年6月26日 18:15 ]

<阪神11R・宝塚記念>内で粘るキタサンブラック(奥)をゴール前で差し切るマリアライト(手前は2着のドゥラメンテ)

 【馬券顛末記】レースが終わってから、ふと記憶がよみがえることがある。阪神9Rを勝ったキーナンバーは最内枠で連勝の形となった。前走は新潟の芝1000メートル。実は直千競馬で(1)番の馬が勝ったのは4年ぶりだった。そんなことを5月21日付の紙面コラムで書いていた。最内枠がめっぽう得意―。予想の段階で思い出せていればと、ちょっぴり後悔した。

 それにしても馬場が荒れている時の馬券は難しい。稍重まで回復こそしていたが、時計はかかるコンディション。こういう時は“前優位”のセオリーこそあれど、差しもきっちり決まっている。傾向がなかなかつかみづらく、馬券の方も苦戦が続いた。

 最も力を入れた宝塚記念もキタサンブラックが3着。絶妙の逃げにも思えたが、ペースが少し速かった印象だ。横で一緒にレースを見ていた仙波デスクはマリアライトに◎。大阪スポニチで行っている記者的中ダービーで上半期トップを快走しているのも、うなずける結果だった。さあ、今週から舞台は中京に移る。本格的な夏競馬の到来だ。一度気持ちをリセットして、また馬券に臨みたい。@阪神競馬場(6月26日、小林 篤尚)

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2016年6月26日のニュース