【宝塚記念】ミスターX 輝き始めたクラウンで勝負!!

[ 2016年6月26日 05:30 ]

 阪神11R・宝塚記念はサトノクラウンで勝負する。新馬から3連勝で弥生賞を制した逸材だが、ハイレベルな現4歳世代の中で次第にその存在感は薄れていった。しかし2走前・京都記念で弥生賞以来のV。一線級のポテンシャルはまたキラリと輝き始めた。

 前日の雨が残って重馬場開催だった京都記念。好スタートから道中は2番手を追走した。楽な手応えのまま4角で先頭に立つと、タッチングスピーチなどの追い上げも意に介さない3馬身差の完勝劇。他の先行勢が崩れる中での早め抜け出しVは強く、今までにない形の勝ち方だった。

 前走(香港・クイーンエリザベス2世C12着)は、環境の変化にも戸惑って力を出せなかったが、帰厩後の調整はいたって順調。「通常の香港遠征より回復が早かった」と堀師は力を出せる状態を強調し「ドゥラメンテにとって一番のライバル」と断言。雨が残った馬場になりそうな今年の宝塚記念。京都記念の競馬が再現できれば、G1馬にしか見えない光景が待っている。馬単(15)から(2)(3)(7)(8)(9)(16)。

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2016年6月26日のニュース