【宝塚記念２週前追い】キタサンブラックＧ１・３勝目へ「極めて順調」

ＣＷコースを併走で追い切るキタサンブラック（手前）

　宝塚記念（２６日、阪神）の２週前追い切りが行われ、菊花賞、天皇賞・春に続くＧ１獲りを狙うキタサンブラック（牡４＝清水久）は３頭併せでビッシリ負荷をかけてきた。

　黒岩（レースは武豊）を背にＣＷコースへ。マイネルレオーネ（４歳５００万）が先導役を務め、３馬身差でピットボス（３歳１０００万）、さらに３馬身後方からスタートした。道中は２頭との差を保って４コーナーで大外へ。直線半ばでマイネルレオーネをかわし、ゴール前は内ピットボスとの併せ馬。いっぱいに追って６Ｆ８０秒４～１Ｆ１２秒１を刻み、同入でゴールを駆け抜けた。黒岩が好調をアピールする。

　「けさは時計を出しておこう、とのことでした。早めに抜け出すとフワッとするので気合を入れました。馬は緩んでいないし、変にテンションも上がっていない。極めて順調ですね」

　２日に発表されたファン投票第２回中間集計（９日に最終発表）でも４万７５３４票を集めて堂々１位。人気と実力を兼ね備えたＧ１・２勝馬が豪華メンバーのサマーグランプリを盛り上げる。