【エプソムC】ディヴァン現状打破へ一変“春先よりずっといい”

[ 2016年6月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=8日】村松に「髪、切った?」と聞くと大概「いつの話ですかあ」とあきれられる岡本だが、馬の変化には敏感でなくてはならない。水曜朝はエプソムCに出走するアルマディヴァンのチークピーシーズが目に留まった。

 高橋文師に聞くと5日の調教から着けているとのこと。今年3戦は9、4、9着。レースでの着用については「悪い影響はなさそうなので枠順を見て決める」と話したが、現状打破への意気込みは伝わってきた。

 その効果もあってか追い切りは坂路で4F52秒5~1F12秒6の好時計。師は「リズムがいいし、最後もまだ手応えがあった。暖かい時季がいい馬で、毛ヅヤも張りも春先よりずっといい」と状態面に太鼓判を押した。昨夏は中京記念2着、関屋記念4着と牡馬相手に好走。ルージュバックが注目を集める一戦だが、もう1頭の牝馬からも激走ムードが漂っている。

続きを表示

2016年6月9日のニュース