【戸田・埼玉選手権】好機!“ワイルド”桐生「いい動き」

[ 2016年1月3日 05:30 ]

自慢のスピードターンで連勝スタートを狙う桐生

 ボートレース戸田の「第46回埼玉選手権スポーツニッポン杯争奪戦」は3日、開幕する。正月恒例のオール埼玉は6日間の準優3個制。初日12Rウインビー選抜戦の主役は昨年のグランプリ戦士、2号艇の桐生順平(29=埼玉)だ。当地の最高2連対率(55・3%)を誇る21号機を手にして好感触。自慢のスピードターンで、ロケットスタートを決める。桐生でお年玉ゲットだ!

 口ひげをたくわえたワイルドな風貌で戸田に帰ってきた桐生。最高勝率機を手にし、全体で6番目の前検タイムをマーク。「今のところいい動き」と好感触を示した。「加速感がもう少し」と課題を挙げ、プロペラの微調整で生命線の行き足が来れば準備OKだ。昨年3月の尼崎クラシックを制し、晴れてSGウイナーとなったターンの申し子。昨年末のグランプリ(住之江)は残念ながら優出を逃したが、存在感を存分に発揮した。

 「今年は一走一走やります」と目の前のレースに全力を注ぐ。昨年大みそかのクイーンズクライマックス(福岡)で同期の川野芽唯がG1初優勝。「ゴールして4周1Mのところで(祝福の)LINEを送りました。うれしかったですね。女子は強いので負けていられない」。さあ、新しい一年が始まる。

 (1)鈴木 博=スタートして下がることはないが、感触は良くない。まずは乗り味を求める。

 (2)桐生順平=少し分がいいが、伸びていく感じはない。スタートが届かないので修正したい。

 (3)平石和男=押す感じがあったし、スタートが届いていたので行き足も悪くないのかな。

 (4)中田竜太=直線の感じは普通よりいいのかな。掛かりが甘いのでまくり差せるようにしたい。

 (5)須藤博倫=下がる感じがした。スタートが届かず、行き足や中間速がないのでプロペラを調整。

 (6)中沢和志=ターンの出口で少し重たいし、パッとしない。スタートは思いの外届いたので気を付ける。

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2016年1月3日のニュース