【中山金杯】ライズ騎乗の3年目・石川「勝てるだけ勝つ」

[ 2016年1月3日 05:30 ]

新成人を迎え、3年目の飛躍を誓う石川裕紀人騎手

 今年、デビュー3年目を迎える石川から目が離せない。昨年はまさに飛躍の一年だった。デビュー年(14年)に挙げた12勝を大きく上回る40勝をマーク。急きょ騎乗が決まった有馬記念(オーシャンブルー)ではG1初騎乗も果たした。石川は「レースは結果を出せなかったけど、有馬記念の雰囲気も経験できた。たくさん乗せていただいたことでレベルアップできたと思う」と充実の1年間を振り返った。

 16年開幕重賞の中山金杯ではライズトゥフェイムに騎乗。石川が手綱を取った近2走(レインボーS1着→アイルランドT2着)で好成績を残す。同騎手は「折り合いがつくし最後にいい脚を使える。初の重賞だけど、状態は凄くいいです」と手応え十分だ。今年新成人を迎える20歳。年末は家族と過ごして英気を養った。「昨年よりは余裕が出てきた。具体的な数字は考えず、勝てるだけ勝つのが目標です」ときっぱりと宣言した。

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2016年1月3日のニュース