【中山金杯】年男・小島茂師、誓う過去最高25勝超え

[ 2016年1月3日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=2日】例年より暖かな初調教。今年燃えている人は?まず年男だ。小田はスマホでJRAホームページを検索すると、小島茂之師、47歳。来月15日に48歳を迎える年男だ。小島茂厩舎に向かうと「年男?12年に1回は少ない気もするけど…。調教師として2回ぐらいピークがくると思うと貴重だね」と指揮官は目を輝かせた。

 開業2年目の04年以来、2度目の“年男イヤー”。08年秋華賞(ブラックエンブレム)など重賞5勝と着実に実績を伸ばした。明け3歳はロードクエスト、10日のシンザン記念に挑むアストラエンブレムと2頭のG1候補生。古馬のエースは中山金杯のブライトエンブレム。2日も自ら調教騎乗した指揮官は「暮れの時点では首の筋肉の張りが多少気になったけど、きょうはハミ受けも良かった。菊花賞(7着)と比べても悪くない」と好感触だ。菊花賞は2周目3角で挟まれる不利。「年明けの金杯から使うとなれば、やっぱり勝ちたい。厩舎としては過去最高の25勝(08年)は超えたいと思う」。年男は気合が入っている。

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2016年1月3日のニュース