【中京新馬戦】将来性期待コパノアラジン「いい感じの仕上がり」

[ 2015年7月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=14日】調教スタンド付近が閑散としているのは夏らしい光景。田所厩舎の谷中厩務員は例年、函館に滞在している印象だったが今年は“残り”。柏原が「谷中さんが夏も栗東って、めずらしいですね」と声を掛けると「うん、栗東の夏は久しぶり。きょうも暑いね」と汗を拭った。

 現在、担当している新馬コパノアラジン(牡、父マーベラスサンデー)は今週土曜の中京芝1600メートルでデビュー予定。「500キロほどあって立派な体をしている。カイ食いもいいしね。先々週の追い切りは少しモタモタしていたけど先週はしっかり動けていた。いい感じの仕上がりで出せると思うよ」。

 谷中厩務員といえば05~07年函館記念3連覇で歴史をつくったエリモハリアーを担当。「先々、ハリアーくらい走ってくれたらいいんだけどね」とかつての相棒を引き合いに出して期待の大きさを伝えた。コースは違っても函館記念ウイークにデビューするのは不思議なめぐり合わせ。初戦のレースぶりに注目したい。

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2015年7月15日のニュース