【函館記念】アーデント 武豊との再タッグで重賞初V狙う

[ 2015年7月15日 05:30 ]

武豊を背に重賞初Vを狙うアーデント

 今週の函館はサマー2000シリーズ第2戦「第51回函館記念」。アーデントが念願の重賞初制覇を懸け、デビュー地の函館に帰ってきた。

 6歳を迎えた今年は2走前の新潟大賞典(4着)で勝ったダコールと0秒3差と健在をアピール。エプソムC9着後は中京記念(26日)に向かうプランもあったが勇躍、北上してきた。長尾助手は「美浦から先週10日に無事到着。函館は2回来てますが、年齢を重ねるごとに動じなくなって落ち着いている。1つの関門をクリア」と穏やかに切り出した。

 心強いのは前人未到のJRA重賞300勝に「あと2」と迫る武豊との再タッグだ。昨年4月の春興Sと12月リゲルSで2戦2勝。共に途中から機敏にハナに立ち、押し切った。「豊さんは“単騎で行ければ、どんなに速くても粘れちゃう”と。自分の気持ちの方が大きいんですね」と同助手も名手の手腕に託していた。

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2015年7月15日のニュース