【三国・オーシャンC】智也 史上3人目SG3連覇へ自然体

[ 2015年7月15日 05:30 ]

 史上3人目のSG3連覇が懸かる山崎。「今年はもう賞金のことを考えなくてもいいので」。終始リラックスムードで前検作業をこなした。「久しぶりだけど地元の桐生と雰囲気が似てる」という三国の戦歴は、実際に悪くない。共同インタビューの最後は「当日の新聞を見て、自分の気持ちを高めたい」と智也節で締めくくった。

 前検日から余裕たっぷり。注目されるほど力を発揮する“持ってる男”が、スマートに偉業達成を目指す6日間だ。ちなみに、相棒・70号機の複勝率は39%。山崎の調整力を考えれば、これくらいの数字があれば問題ない。本番までにはきっちり仕上げる。

 地元の2枚看板は、時間ギリギリまで整備室でフル稼働した。今垣はギアケース→本体の点検を一気に行い、まずは29号機の状態を把握。中島は「足併せの感じが弱かったので」と早速ギアケース整備。あとは「当日にペラ調整」をして大事な初戦に備える。

 エース機候補の33号機は石野が手にした。「伸びがいい」と当然のごとく6秒65の前検一番時計。さらに繰り上がり出場の倉谷が複勝率トップの14号機をゲットする幸運ぶり。選手間では長田の伸びが評判だった。

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2015年7月15日のニュース