【大和Ｓ】９番人気キクノストームが差し切り制す

　「大和ステークス」（４歳上オープン、ダート・１４００メートル・晴・重）は、１７日、京都競馬場１１Ｒで行われ、国分恭騎手騎乗の９番人気、キクノストーム（牡６＝吉田厩舎、父スタチューオブリバティ、母オータムメロディー）が、差し切って優勝した。勝ち時計は１分２３秒３。

　１枠と２枠の先行馬、キズマ、ローブデソワ、サウンドガガ、ケビンデゥが先行し、早いペースで逃げた。これに付けたのは人気上位のガンジス、フリートストリート、カフェシュプリームなどで離されず追走した。

　キズマ、ローブデソワ、サウンドガガの３頭がそのまま３、４コーナーもリードし直線に向いた。早いペースが響いたか、直線中ほどから猛然と後続が一団となって先行馬に外から追い込んで大接戦になった。

　中でも大外を強襲したキクノストームの脚は力強く、迫る後続も退けて１着でゴールインした。

わずかハナ差の２着は逃げて粘ったローブデソワ、そこからアタマ差の３着は追い込んだエアウルフが入った。