【日経新春杯】7歳馬でも充実 ダコールが初タイトル狙う

[ 2015年1月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=14日】日経新春杯は過去10年で4、5歳馬が8勝、2着9回、3着9回。6歳以上よりも少ない出走頭数で圧倒的な数字を残している。データ上は若い世代が断然有利にもかかわらず柏原は7歳馬ダコールが気になっていた。前走・アンドロメダSで2年3カ月ぶりの白星。12年夏に昇級して以降、手が届きそうで届かなかったオープン初勝利をモノにして新年に弾みをつけた。

 中竹師は「以前はビシッと追い切ると、すぐ体がしぼんでいたけど今はしっかりやっても体がしぼまない。追い切りは先週いっぱいにやれたし、今週もいっぱいにやる予定。それができるだけの体をしている」と年を重ねての充実ぶりを強調する。

 近走56キロで定着していたハンデは1キロ増えて57キロに決まった。「重量はあまり気にならないタイプ。57キロになるだろうなと思っていた」と中竹師。オープンで経験を積みながら着実に地力を強化してきた7歳馬が、新春恒例のハンデ重賞で初タイトルを狙っていく。

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2015年1月15日のニュース