【ニューイヤーS】2歳王者アルフレード 復活Vなるか

[ 2015年1月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=14日】今週の中山の“目玉”は日曜メーンの京成杯だが、鳥谷越は土曜メーン・ニューイヤーSにも京成杯に劣らぬ熱視線を送っている。次走がこのレースに決まった昨年11月の時点で、無事に出走してくれば勝負!!と決めたアルフレードが登場するからだ。

 11年に朝日杯FSを制して2歳王者に君臨するも、翌12年のダービー13着後に屈腱炎を発症して1年半以上の長期休養。復帰後は以前の迫力ある走りが影を潜めていたが、前走・オーロCで0秒1差4着と復調の兆しを見せた。変則日程で実質的な最終追いとなった12日には、さらなる上昇を感じさせる豪快な動きを披露。手塚師も「凄くいい。脚元も安定している。出来さえ戻れば、ここでは格が違うよ」と力を込める。

 厩舎に初中央G1タイトルをもたらした功労馬。再びウイナーズサークルで拍手を浴びる日をスタッフ全員が心待ちにしてきた。「勝ったら、泣いてしまいそう」と師。3年1カ月前に頂点に立った思い出の舞台で、感涙の復活Vなるか。

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2015年1月15日のニュース