【マイルCS】サンレイレーザー 今週も止まらない騎手&厩舎の勢い

[ 2014年11月19日 05:30 ]

騎手と厩舎の勢いに乗り、重賞初勝利を果たしたいサンレイレーザー

 好調・高橋忠厩舎のサンレイレーザーは鞍上もエリザベス女王杯を制した川田と勢い十分だ。

 サンレイレーザーは秋G1のトレンド「重賞未勝利馬」だ。それだけではない!!騎手&厩舎の勢いがハンパじゃないのだ。

 初コンビを組む川田は、16日のエリザベス女王杯でG1制覇。開業4年目の高橋忠厩舎は今秋、大躍進。10月以降で挙げた10勝は厩舎別勝利数トップタイだ。同じ勝利数をマークした角居、高野厩舎は今秋、G1を制した。今度は高橋忠厩舎の番。担当する矢野助手も“追い風”を歓迎する。

 「重賞未勝利馬、5連チャンの流れに乗りたい。ほかにも厩舎、ジョッキーと、いい流れは一つでも多い方がいいからね」

 とはいえ、実績面はG1でも見劣らない。13年マイラーズCはグランプリボスと0秒1差の2着。前走の毎日王冠は意表を突く逃げで首差の2着に粘り、後の天皇賞・秋の勝ち馬スピルバーグ(3着)には首差先着した。11番人気の低評価での激走だったが、陣営には手応えがあった。同助手は「軽い芝の方がいいタイプ。絶好の開幕週だったから」と振り返る。前走後は短期放牧でリフレッシュ。「先週追い切ってガラッと良くなってきました。G1だし、お釣りの残らないようにやっている」と状態に太鼓判を押した。

 秋の京都開催は残り2週となったが、時計の速い決着が続いている。「京都なら馬場は気にならない。あとは内枠が欲しい。好位につけて、ミッキーアイルをかわせれば」と、先行策からの押し切りをイメージ。秋のトレンドは、まだまだ続きそうだ。

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