【マイルCS】ロゴタイプ 不気味な変身“透過性”アップ

[ 2014年11月19日 05:30 ]

不気味な変身を遂げているというロゴタイプ。復活なるか

 2戦2勝のマイル舞台へ向けてロゴタイプが不気味な変身を遂げている。全休日明けのこの日、坂路をキャンターで駆け上がる姿に田中剛師が目を細める。「“透過性”が良くなった。1週前追い切りで私が乗った時にも透過性を感じた」。

 透過性(英語でレスポンシブネス)とは、馬体の全ての部分に硬さや緩さがなく、前後肢が均等な柔軟性を保っている状態を意味する馬術用語。「膝の緩さが解消されて、並足運動をしていても乗り手の扶助が手綱へスムーズに伝わってくるんだ」。聞き慣れない言葉が続くが、要するに馬体が完成して、反応が格段に良くなった。

 秋始動戦・毎日王冠(6着)は道中、口を割ってリズムを崩したが、「マイルの速い流れなら引っかからずにいける」と距離短縮にも手応えをつかむ同師。「なんとか復活してほしい」と、13年皐月賞以来の勝利を渇望していた。

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2014年11月19日のニュース