【セントライト記念1週前追い】残り半年…熱き思い増す大久保洋師

[ 2014年9月12日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=11日】すっかり秋の陽気。G1を見据える一流馬が続々とピッチを上げている。セントライト記念(21日)で始動するショウナンラグーンの1週前追いは岩田ヌーヴォレコルトと互角!?の熱視線を集めた。吉田豊を背に坂路で4F55秒1~1F12秒3。来年2月で定年を迎える大久保洋師の周りには、報道陣の輪がすぐにできた。

 小田もその中へ。「最後のクラシック(菊花賞)だから、できるだけ目が届くところで…と思って。ダービー(6着)の頃に比べ、全体的に丈夫になった感じだ」と指揮官は笑顔。夏は放牧に出さず、函館競馬場→美浦で調整。「来週は本番につながる競馬ができれば」と名伯楽らしく悠然と構えている。

 スプリンターズS(10月5日)に挑む厩舎の看板馬サンカルロも順調だ。「ここまで涼しくなってくれば、気候面の問題もない。まあ、大目標は(3勝目が懸かる)阪神カップだな!?」指揮官のジョークに小田も思わずクスリ(笑い)。残り半年のトレーナー生活。季節とは逆に、師の“熱さ”は増していく。

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2014年9月12日のニュース