【エルムS】ローマンレジェンドが2年ぶりに制す

[ 2014年7月27日 15:51 ]

 「第19回エルムS」(G3、ダート1700メートル・雨・不良)は27日、札幌競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の3番人気、ローマンレジェンド(牡6=藤原英厩舎、父ウペシャルウィーク、母パーソナルレジェンド)が競り勝って、2年ぶりに同レースを制した。勝ち時計は1分41秒9。

 先行したのは、逃げ得意のエーシンモアオーバー。差なくクリノスターオー、ローマンレジェンド、インカンテーションと続いた。不良馬場のダート戦、脚抜きがよく前3頭が固まって後続馬を引き離してレースが進んだ。これにフリートストリート、ブライトラインなどが続く。

 4コーナー手前でエーシンモアオーバーの脚色が鈍って脱落し、クリノスターオー、ローマンレジェンドがマッチレースの様相となった。どちらも譲らず、競り合いは100メートル以上も続いた。ローマンレジェンドが、わずかに前に出たところがゴールだった。

 アタマ差の2着はクリノスターオー、そこから5馬身差の3着はインカンテーションが入った。

 ローマンレジェンドは、18戦10勝。2012年の「エルムS」を制しており同レース2勝目。また同年の「みやこS」(G3)大井競馬場での「東京大賞典」(G1)を制しており、重賞4勝目。
 

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2014年7月27日のニュース