後藤が1年ぶりに調教騎乗再開「これからは営業の仕事も増えるね」

[ 2013年8月29日 06:00 ]

明るい表情で調教騎乗する後藤

 頸(けい)椎骨折などで昨年9月以来休養中の後藤浩輝騎手(39)が28日、約1年ぶりに美浦トレセンでの調教騎乗を再開した。国枝厩舎のリアリーラヴユー(5歳500万)など3頭の追い切りに騎乗。3月に退院後は競馬学校などで騎乗訓練をこなしてきたが、後藤は「このスピードは1年ぶり。分かっていたことだが、現役の競走馬はこんなに走れるんだとうれしくなった」と笑顔を見せた。

 「まだ自分のフォームを確認しながら乗っている。無意識にできるようになるには、もう少し時間が必要」と自身には辛口ジャッジも、順調なら10月の東京開催で実戦に復帰予定。「復帰すると言っても騎乗依頼がなければ乗れない。これからはトレーニング以外に営業という仕事も増えるね(笑い)。早く月曜の紙面を飾れるようになりたい」と後藤。サービス精神旺盛な人気騎手がターフに戻ってくるのは、もうすぐだ。

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2013年8月29日のニュース