【小倉２歳Ｓ】快足牝馬ホウライアキコ　グングン加速１２秒０！

予定通りの追い切りを消化したホウライアキコ

　今週の小倉メーン「小倉２歳Ｓ」の追い切りが２８日、栗東トレセンで行われた。

　新馬をレコード勝ちして注目が集まるホウライアキコは和田を背に坂路単走。前半の２Ｆはしっかり折り合って１５秒６、１４秒０でゆったり入ると、そこからグンと加速。凄まじい勢いで四肢を回転させ、トップスピードに乗ったラスト１Ｆは１２秒０だ。先週のＣＷコースで６Ｆ８１秒６～１２秒８とビッシリ負荷を掛けて、この日はしまい重点で４Ｆ５４秒３と予定通りの追い切りを消化。

　「朝イチの馬場ではなかったけど、もともと稽古は動くタイプ。ちょうどいい時計じゃないかな。追い切ってからも息は乱れていなかった」と和田も好感触。馬場が荒れだした時間帯にもかかわらず、デビューして間もない２歳牝馬がこれだけの数字を刻んだあたりに身体能力の高さの証明だ。南井師も「前走後はここを目標にして馬も応えてくれているよ。丈夫で暑さもこたえていない。頑張ってほしい」と期待を込めた。デビュー２連勝で重賞Ｖへ。快足牝馬がゴールを目指して突っ走る。