【チューリップ賞】ローブティサージュ 休み明けも感触上々

[ 2013年2月26日 06:00 ]

今年の始動戦を迎えるローブティサージュ

 阪神のメーンは桜花賞TR「チューリップ賞」(3月2日)。昨年の阪神JFの覇者ローブティサージュが、今春の始動戦を迎える。

 栗東近郊・ノーザンファームしがらきでの充電から、今月8日帰厩。順調に乗り込みを重ねてきた。野本厩務員は「体がふっくらとして戻ってきた。帰った時は460キロあり、先週の時点で450キロ(前走時442キロ)。自分で体をつくるようで、きっちりとできてきた」と、上々の感触をつかんでいる。

 1週前追いは秋山が騎乗し、先輩の重賞勝ち馬ジャスタウェイ(4歳オープン)と坂路で併せて先着。4F55秒4、1F13秒4は一見地味だが、極悪の馬場状態を考慮すれば悪くない。

 同厩務員は相棒の素顔を明かした。「わがままだね。調教前に鞍を置くと落ち着きがなくなる。馬場へ行く時もゴネる。でも、競馬に行ったら素直でおとなしいんだ」。やるべきことが分かっている2歳女王。休み明けでも安心して見ていられそうだ。

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2013年2月26日のニュース