コパノリチャード 世代上位の能力!皐月賞は距離延長課題

[ 2013年2月26日 06:00 ]

 アーリントンCはコパノリチャードが2番手追走から押し切った。危なげのない勝ちっぷり。この世代トップクラスの能力を秘めていることは間違いない。ただし、道中でいくらか行きたがっていたように折り合いには課題が残った。ダイワメジャー産駒らしい筋肉量の多い体形からもマイラー色が濃く、ビュイックも「マイルがベスト」と即答。次走の皐月賞では、2Fの距離延長が課題となる。

 すみれSを逃げ切ったのはナリタパイレーツ。2着馬に迫られてからの二枚腰は光ったが、展開に恵まれた感は否めない。さらに相手が強くなった際は、厳しい競馬を強いられそうだ。

 水仙賞のヒラボクディープが、着差(首)以上に強い内容だった。脚長でフットワークがゆったりしているので、中山より東京向き。距離も延びて良さそうなタイプだけに、ダービー路線で「東の秘密兵器」となる可能性を秘めている。

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2013年2月26日のニュース