【阪急杯】「何か変えようと思って」高倉メモって男を上げる

[ 2013年2月21日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=20日】開門直後の坂路で度肝を抜くパフォーマンスをみせたロードカナロア。その数分後、同じ阪急杯に出走するフラガラッハが登坂。高倉が騎乗したのを確認し、坂田は取材に向かった。

 スタンドに戻ってきた高倉のトーンは高め。「走る気が出てきました」と好感触だ。「馬場が緩かったので無理せずに。夏のいい頃に近づいてきました」と続けた。昨年の中京記念で人馬ともに重賞初V。思い入れの強いパートナーとのさらなる飛躍を誓った。

 高倉は年明けからレースが終わった直後にメモをとるようになった。「乗った馬の癖とかですね。忘れてしまうので」と始めたきっかけを説明。継続するには根気が必要だが、苦にはならないという。「何か変えようと思って。4年目で、今年は初めから減量(特典)がないですしね」と、より上を目指そうとする強い意志が伝わってきた。坂田も予想の的中率向上のため、レース後のメモを始めようかと思った。

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2013年2月21日のニュース