【アーリントンC】コパノリチャード 道悪も僚馬置き去り54秒4

[ 2013年2月21日 06:00 ]

力強い走りで併せ馬のパートナーを置き去りにするコパノリチャード(右)

 土曜阪神メーンのアーリントンC(23日)追い切りが20日、栗東トレセンで行われた。

 泥田のように力のいるコンディションでも脚色が鈍ることはなかった。コパノリチャードがド迫力のフットワークで坂路を駆け上がっていく。グッドカレラ(6歳1600万)との併せ馬は4F54秒4。重いウッドチップにてこずる僚馬を置き去りにしてゴールへ。時計、動きともに宮師のイメージ通り。納得の表情で切り出した。

 「思っていた通りの時計が出た。重い馬場でもしっかり動いていたね。いつでも使える体つきだし、前走くらいの状態で出せるよ」

 前走・白梅賞はハナを切ってアッサリ。5馬身差の快勝だった。勝ち時計1分33秒9も優秀。天性のスタートセンスに加えて出脚の速さは際立っている。

 「2走続けて1分33秒台で走っているからね。この時期に、それができる3歳馬はなかなかいない。スッといい位置を取れるし、安心して見ていられるね」

 2走前の千両賞(2着)で先着されたカオスモスとここで再戦。強敵相手に真っ向勝負で初タイトル奪取を狙っていく。

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2013年2月21日のニュース