【京都大賞典】メイショウカンパク 10回目の挑戦で悲願の重賞V

[ 2012年10月8日 15:55 ]

 第47回京都大賞典(G2、芝2400メートル・晴良13頭)は8日、京都11Rで行われ、池添騎乗の5番人気、メイショウカンパク(牡5=荒川厩舎、父グラスワンダー、母ダンシングハピネス)が、直線大外一気に追い込み優勝した。勝ち時計は2分23秒4。

 レースはレックスパレードが逃げ、2番手にグラスゴッド、3番手にマルカボルト、4番手にコスモラピュタがつける展開。フミノイマージンとメイショウカンパクは後方2、3番手を、ギュスターヴクライとローズキングダムは中団を追走する。

 ギュスターヴクライが3コーナーから徐々に押し上げ、4コーナーでは先頭に立ちレースを引っ張り、外からはオウケンブルースリ、フミノイマージン、メイショウカンパクが先頭集団との差をつめ直線を迎える。

 直線ではメイショウカンパクが、早めに先頭に立ち内で粘るギュスターヴクライを大外から鋭い差し脚で差し切り、最後は追いすがるオウケンブルースリを首差しのぎゴールを駆け抜け、10回目の挑戦で重賞初制覇を飾った。

 オウケンブルースリから3/4馬身差の3着にはギュスターヴクライが入った。1番人気に支持されたフミノイマージンは直線伸び切れずに4着に敗れた。

 池添は3日間開催でデイリー杯2歳Sに続き重賞2勝を果たした。

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2012年10月8日のニュース