【セントライト記念】フェノーメノ 早め先頭から押し切りV!

[ 2012年9月17日 16:03 ]

 菊花賞トライアル、第66回セントライト記念(G2、芝外2200メートル・晴良17頭)は17日、中山競馬場11Rで行われ、蛯名騎手騎乗の1番人気、フェノーメノ(牡3=戸田厩舎、父ステイゴールド、母ディラローシェ)が、早め先頭から直線後続を突き放し勝利した。勝ち時計は2分10秒8。

 レースは揃ったスタートからニューダイナスティが逃げ、2番手にソルレヴァンテ、3番手にアーデント、4番手以下にカナロア、ボーイフレンド、フェノーメノがつける展開。上位人気のベストディール、エタンダール、ダノンジェラートなどは中団で折り合いレースを進める。

 4コーナーで逃げるニューダイナスティにソルレヴァンテ、フェノーメノ、サンレイレーザーが並び掛け直線を迎えると、フェノーメノが余裕の手ごたえから抜け出し、後続に3馬身差をつける。外から追い込むスカイディグニティも鋭い差し脚を見せるが、最後はフェノーメノが手綱を抑える余裕もあり1馬身差でゴール板を駆け抜けレースを制した。

 2着に14番人気のスカイディグニティ、さらに1馬身3/4差の3着には4番人気のダノンジェラートが入った。

 フェノーメノ、スカイディグニティ、ダノンジェラートの3頭が菊花賞の優先出走権を獲得した。

 ◇フェノーメノ 3歳牡馬、父ステイゴールド、母ディラローシェ。北海道平取町の追分ファーム生産、馬主はサンデーレーシング。戦績は7戦4勝、重賞は2勝。獲得賞金は1億9116万6千円。

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2012年9月17日のニュース