【安達太良S】セイリオス 1番人気に応え差し切りV

[ 2012年6月23日 16:05 ]

 安達太良S(ダート1700メートル・晴稍重15頭)は23日、福島競馬場11Rで行われ、田中勝騎手騎乗の1番人気、セイリオス(牡5=鹿戸雄厩舎、父トワイニング、母ステラマリス)が、直線内ラチ沿いを差し込み、2着に1馬身差をつけ優勝した。勝ち時計は1分45秒2。

 レースは1コーナーまでの逃げ争いが激しくなり、中舘騎手騎乗のタケショウカヅチが指導権をとるものの、向場面ではエアウルフやモエレジュンキンも行きたがるしぐさを見せ、ほぼ3頭が先団を形成する。勝ったセイリオスは先行する3頭を見ながら4番手の絶好の位置でレースを進める。4角では早めにタケショウカヅチが脱落し、エアウルフが先頭、2番手にモエレジュンキンで直線を迎える。エアウルフも序盤の先手争いが響いたか、脚が上がる所をセイリオスに内をすくわれ、最後はセイリオスが1馬身差をつけ勝利した。 

 2着には後方から追い込んだヤマニンシャスール、そこから3/4差の3着にはエアウルフが入った。

 セイリオスは2010年11月から11走連続掲示板を確保するなど、抜群の安定感を誇っており、オープン入りする今後の出走が注目になる。

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2012年6月23日のニュース