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【ヴィクトリアM】田辺 11度目G1騎乗で悲願獲り

[ 2012年5月11日 06:00 ]

<ヴィクトリアM>田辺は11年目でG1初制覇の大きなチャンス

 「第7回ヴィクトリアマイル」の出走馬が10日、確定した。マルセリーナでG1・11回目の挑戦となる田辺裕信騎手(28)も手応え十分だ。

 岩田の騎乗停止で、突然巡ってきた有力馬マルセリーナの依頼。ピンチヒッターの田辺は責任の重さをかみしめるように、レース当日を心待ちにしている。

 「あらためて、多くの方のバックアップを感じています。マルセリーナは桜花賞の後方一気のイメージが強い。凄くインパクトがあった。ただ、最近は展開に左右されない印象。馬群に入ってもレースはできるし展開次第で前にも行ける。必ずしも後ろから大外一気でない」

 デビューした02年から毎年10勝前後の堅実な成績を残してきたが、09年に33勝と急上昇。関西馬の依頼も増え、昨年は自己最多の88勝を積み重ねた。G1・11度目の挑戦。思えば、G1初騎乗は同じ松田博厩舎のタガノロックオンで挑んだ10年朝日杯FS(12着)。ユニバーサルバンクで菊花賞(9着)や今年の天皇賞・春(6着)も参戦した。

 「松田先生には本当にお世話になっています。騎乗馬の競馬ぶりを見て、先生が思っている感覚をつかんで乗りたいと思っている。G1・11度目?僕自身も場慣れはしてきた。雰囲気はつかめてきた気がする」

 1年後輩の石橋脩のG1初制覇もいい意味で影響を与えている。デビュー11年目、11度目のG1で最大の好機。今度は俺の番だ。

 「岩田さんともマルセリーナの話はしました。石橋君とか身近な人が大レースを勝ち、やっぱり刺激になる。(マルセリーナは)関西圏でもある程度の位置につけられるようになっているし、関東の方が多少ペースが緩くなる分、中団あたりで運べればと思う。松田先生のためにも頑張りたい」

 2年前の10年6月、田辺の地元・福島競馬の安達太良Sでアドマイヤマジンを勝利に導き、絆を深めた師との縁。マルセリーナを完全復活に導くようなら、最高の恩返しになる。

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