【チューリップ賞】ミスターX 超良血ジョワド始動

[ 2012年3月3日 06:00 ]

 阪神メーン11Rは、桜花賞トライアル(3着まで優先出走権)のチューリップ賞(G3)。超良血の2歳女王ジョワドヴィーヴルがここから始動。デビュー2戦目でG1を制した非凡な能力の持ち主で、中間も意欲的に併せ馬で調整され仕上がりに不安はない。文句なしに◎。3歳となってどれだけ成長した走りを見せてくれるのか、その勝ちっぷりに注目だ。

 牡馬相手にシンザン記念を制したジェンティルドンナが○。こちらは好位から抜け出す正攻法の競馬ができる優等生タイプ。直線で早めに先頭に立ってライバルが来るのをどこまでしのげるか。いずれにしてもこの2頭の上位争いが濃厚。

 だが、3番手以下が混戦ムードだ。注目は賞金400万で桜花賞出走の権利を狙ってきた組。05年以降、7年連続でこの組が3着以内に入って権利を手にしている。意欲的に調整して来た馬には注意が必要だ。そこでウイングザムーンに▲。前走のエルフィンSは出遅れてスムーズな競馬ではなかったが、小差の5着に踏ん張った。2走前に当舞台の未勝利を1分35秒2でV。その前週に行われた同舞台の阪神JFの勝ち時計1分34秒9と比較してもそん色ない好時計だ。中3週と間隔は詰まるが、3週連続で併せ馬を消化。ここにかける意気込みが伝わってくる。

 3連複(1)(5)(9)1点勝負。

 中山メーン11R・オーシャンSは、昨年のスプリンターズS3着の実績馬エーシンヴァーゴウに◎。前走のシルクロードS(15着)は内枠3番から包まれて折り合いを欠き、参考外の内容。10番枠ならスムーズな競馬ができるはず。前走から1・5キロ減の重量も魅力。十分巻き返せる。

 馬単(10)から(1)(3)(13)(14)。

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2012年3月3日のニュース