【チューリップ賞】Ｃ・デムーロ「最後は本当にいい脚だった」

　４番人気の関東馬ハナズゴール（牝＝加藤和）が直線大外から突き抜けた。２歳女王ジョワドヴィーヴルが内で伸びあぐねるなか、２着エピセアロームにも抵抗する間すら与えず、２馬身半差をつけてみせた。

　「最後は本当にいい脚だった。次はもっと良くなるよ」とＣ・デムーロ。

　今回は前走後の栗東への移動のため馬体重が減り、「体を戻しながら」の調整。マイナス１２キロの馬体重が示すように満足のいく調教はできなかった。それでいてこの強さに「高望みしてしまいそうだね」とトレーナーは目を細めた。今後は栗東に滞在して、桜花賞に向けて調整される。