【チューリップ賞】2強に待った!ハナズゴール 圧巻の末脚で重賞初V

[ 2012年3月3日 15:48 ]

 3日の阪神11R「第19回チューリップ賞」(G3・芝外1600メートル・牝馬限定・桜花賞TR・良14頭)は、C・デムーロ騎手騎乗の4番人気、ハナズゴール(牝3=美浦・加藤和厩舎、父オレハマッテルゼ、母シャンハイジェル)が、後方から差し切って優勝した。勝ち時計は1分35秒5。C・デムーロ騎手、加藤和調教師ともに本走初勝利。

 ほぼ揃ったスタートから、ショウナンマオが先手を奪うと、ヒーラ、トーホウアマポーラらが続き、ジョワドヴィーヴルは6~7番手、ジェンティルドンナはジョワドヴィーヴルを見る位置からレースを進めた。

 4コーナーから直線に入り、逃げるショウナンマオを内に入ったジョワドヴィーヴルが一気に捉えて後続を突き放すかと思われたが、外からエピセアローム、ハナズゴールが鋭く伸びてくる。この2頭からハナズゴールが抜け出すと、そのまま後続を寄せ付けない圧巻の走りで重賞初制覇を飾った。
 
 2馬身半差の2着にエピセアローム、そこからクビ差の3着にジョワドヴィーヴルが入った。ジェンティルドンナは4着。上位3頭に桜花賞への優先出走権が与えられる。

続きを表示

2012年3月3日のニュース