高橋隆師&高橋亮、父子で“有終V”飾る!

[ 2012年2月24日 06:00 ]

中山日曜10Rがラスト騎乗となる高橋亮

 感動のシーンは19日の京都10Rだった。大外一気で勝ったメイショウマシュウで父子V。高橋隆師は感無量の表情で「いい思い出になった」と通算206勝目を喜んだ。あの夜は父子で乾杯?「いや、僕1人で京都で飲んだ」と笑ったのが息子の亮(34)だ。

 父親は定年で厩舎解散、息子は騎手を引退し調教師に転身する。「親父は口数は少なくどう乗れ、などと言ったことがない」と騎手の立場を尊重する調教師だったと言う。自身もステッキを置く。「重賞も勝たせてもらったし多くの人に感謝したい。引退はするが次のステップがあるから」と感傷的な気持ちは封印。中山日曜10Rのニシオドリームがラスト騎乗。「スピードがある。前走で今までと違った競馬ができたのは収穫」。上位人気は確実で、父子有終Vの期待は大きい。

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2012年2月24日のニュース