【クイーンC】イチオク「楽しみ」坂路12秒5

[ 2012年2月9日 06:00 ]

<クイーンC>スガノパフィオ(左)と併せて追い切るイチオクノホシ

 牝馬クラシックを占う「クイーンC」の追い切りが美浦、栗東両トレセンで行われた。阪神JF4着馬イチオクノホシは坂路で軽快に動いた。ヴィグラスファイン(3歳未勝利)を2馬身、スガノパフィオ(同)を1馬身追走。残り100メートルでヴィグラスが脱落し、スガノは必死に手綱をしごかれるが、イチオクノホシは馬なりのまま。ヴィグラスに2馬身先着、スガノに半馬身遅れたが、僚馬に花を持たせたような余裕すらあった。計器の故障で計時不能だったが、スポニチ記者のストップウオッチの計測では4F52秒2~1F12秒5。

 「あらかた出来上がっているので、仕掛けて感触を確かめた程度。手応えが良かったし動きは抜群だった」と佐藤助手は納得の表情。「帰厩当初は多少カリカリしていたが、今は落ち着きも戻っている。いい決め手を持っている馬だし、ここでも楽しみ」と語っていた。

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2012年2月9日のニュース