【すばるＳ】ケイアイテンジン、６Ｆでもやれる

　【東西ドキュメント・栗東＝２日】列島寒波で氷点下の冷凍庫状態。そんな中、井上はトレセン最西端に近い白井厩舎へ。ちょうどケイアイテンジンの持ち乗り・渡辺助手（３７）が愛馬の世話をしていた。

　先週根岸Ｓにエントリーしたが次点で除外の憂き目。この馬の最適舞台は東京ダート１４００メートルだけに除外は痛い。今週京都土曜メーン・すばるＳは過去３戦して４着が最高の１２００メートルだ。それでも井上は４走前の室町Ｓ（今回と同じ条件）０秒２差４着が忘れられない。この道１０年目の渡辺さんは「先週出られなかったけど中１週で東京への輸送だから。日程的には中２週で地元の京都の方がいいかも。それに室町Ｓであの内容。１２００メートルにも対応できてたので今後の選択肢が増えた」と前向きコメントだ。坂路の走りも短距離向きのピッチ走法。「楽しみ」と言う渡辺さんにテンジンは生気に満ちた目を向けた。