人間なら50歳以上 高知競馬で最多タイ300戦出走 来週にも更新

[ 2012年2月3日 15:25 ]

高知競馬の競走馬セニョールベスト(高知県競馬組合提供)

 高知競馬の競走馬セニョールベスト(13歳牡)が3日、第11レースに出走、通算出走数を300とし、1969年に地方競馬全国協会の記録が整備されて以降の国内最多出走数(ばんえい競馬を除く)に並んだ。来週も出走予定で、最多記録の更新を目指す。

 出走数300回は高知競馬のダイナブロスが2009年に記録した。

 協会によると、セニョールベストは01年に浦和競馬場(埼玉県)でデビューし、船橋(千葉県)、名古屋を経て03年に高知へ。これまで計約410キロを走り、31勝の成績を残している。人間なら50歳以上になるという。

 レースは10頭中9着に終わったが、宗石大調教師(61)は「まだまだ走りますよ。鉄の馬ですから。誰にも抜かれない記録を作りたい」と意気込み、宮川浩一騎手(31)は「年を感じさせない元気の良さ。まだまだ記録を伸ばせる」と話した。

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2012年2月3日のニュース