埼玉初!「ウインズ浦和」2・19発売開始

[ 2012年1月25日 06:00 ]

 JRAは24日、スポニチ本紙既報通り2月19日から浦和競馬場(埼玉県さいたま市)でJRAの勝ち馬投票券の発売、払い戻しを開始すると発表した。南関東の競馬場では昨年12月3日から川崎競馬場(神奈川県川崎市)で委託販売しているウインズ川崎に続く2場目。呼称は「ウインズ浦和」で全国47カ所目のJRA場外発売所となる。

 発売はJRAの全場、全レースの全式別で100円単位。当面、日曜日のみの発売、払い戻しで、土曜日、代替(続行)競馬は発売、払い戻しは(平日も)行わない。埼玉県内初のJRAの発売、払い戻し施設で「埼玉県のファンの方に、より便利に競馬に参加していただけるはず」とJRA関係者は期待している。2月19日は今年最初のG1・フェブラリーS当日で、発売開始日から盛り上がりが予想される。

 ウインズ川崎は22日までの開催15日間で1日平均9772万円余を売り上げ、利用人員も1日平均7029人をマーク。順調に発売を行っている。浦和競馬場はJR京浜東北線、武蔵野線の乗り換え駅である南浦和駅から徒歩15分で、同駅から無料送迎バスが約5分間隔で運行する。アクセスの良さが最大の武器で県内外からファンを集めそうだ。

 JRAは競馬産業全体の発展のため中央と地方の連携、協調を重視している。川崎に続き、浦和でも相乗効果が認められれば他場も追随する可能性がある。

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2012年1月25日のニュース