【京都牝馬Ｓ】“予想者泣かせ”藤岡佑に要警戒

　【東西ドキュメント・栗東＝２４日】先週の勝利にあちこちで「おめでとう」の声が挙がる。上岡が記者仲間と藤岡佑に祝福の声を掛けると、ちゃめっ気たっぷりのリアクション。「すみませんでした」と一礼してみせた。平安Ｓをヒラボクキングで快勝。記者泣かせの大波乱を笑顔で振り返った。

　「引き揚げてきたらみんなポカーンとしていた。本当に調教では完調ではないと感じていたんですが…強過ぎだよね。まだ上積みがありそう」

　今週は京都牝馬Ｓでクィーンズバーンに騎乗。こちらも伏兵扱いになるか。「冬場の５２キロはきつい。２キロか２・５キロの減量が必要。楽ではない」と話すが、それでも離したくない手綱なのだ。「いずれはこういう舞台でも…と思っていた。掛かりさえしなければ脚は使ってくれる。良馬場なら見せ場くらいは」

　どうやら今週も大駆けに警戒が必要のようだ。