【京成杯】ダノンスパシーバ大暴れの予感

[ 2010年1月15日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・京成杯=栗東14日】クラシックを占う重要な一戦になるかもしれない。京成杯の取材をしていた坂田は、佐々木晶師の一言に驚いた。

 「強いのがいるみたいやな。そこにぶつける」
 調教スタンドに腰掛けていた師は笑顔でこちらを向いた。京成杯に登録のあったダノンスパシーバは同レースを回避、来週の若駒Sに矛先を向けた。このレースにはルーラーシップ、ゴールスキー、ヒルノダムールなどの評判馬が出走を予定しており、早くも激戦の様相だ。「(今週使えば)中2週となる。そんな勇気はないわ」と師。デビュー前から「これは走るよ」と話していた素質馬。能力を高く評価するだけに、慎重に成長を見守っていく構えだ。「どれだけ強くなるか楽しみ。いい馬がいっぱいいるし、厩舎としても今年は大暴れしたい」と飛躍を誓う。先週はデビュー2戦目タバルナで今年初勝利。若駒の話題にホオを緩ませていた。

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2010年1月15日のニュース