【日経新春杯】サンライズマックスに武豊“態勢整った”

[ 2010年1月15日 06:00 ]

<日経新春杯追い切り>CWコースで追い切るサンライズマックス

 新パートナーの感触をしっかりと確かめた。サンライズマックスはCWコースでの単走で6F78秒9~13秒0。

 2週続けて手綱を取った武豊は確かな進境をアピールした。
 「動きとしてはいいですよ。先週も悪くはなかったけど、息遣いが良くなっている。態勢は整っている」
 昨年12月の鳴尾記念7着後、有馬記念の除外を挟んでの仕上げ。やや間隔は空いたものの、その不安は消えた。初コンビを組む武豊は、しゃれっ気たっぷりに意気込みを語った。
 「一瞬の脚は嫌というほど知っている。伸びているところをやられているからね。切れ味を生かしたい」
 サンライズマックスの戦歴を振り返れば、小倉大賞典を勝った時の2着ヤマニンキングリーが武豊の手綱なら、エプソムCを制した時の2着ヒカルオオゾラの鞍上も武豊。恐ろしいまでの切れ味は身をもって知っている。
 「いつもやられているから、返してもらわないと」
 まさに昨日の敵が今日の友に。頼れる天才が思う存分、末脚を引き出す。

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2010年1月15日のニュース