【黄菊賞】末脚一閃!「ディープのおい」出世レース制した

[ 2009年11月15日 14:25 ]

 7冠馬ディープインパクトのおいという良血馬が、強烈な末脚で出世レースを制した。2歳500万下「黄菊賞」(芝1800メートル)は15日、京都競馬場で行われ、単勝1・6倍の断然1番人気ダノンパッション(牡=栗東・池江泰郎厩舎、父:アグネスタキオン、母:スターズインハーアイズ)が1分48秒6の勝ちタイムで優勝した。

 8頭立ての小頭数で行われたレース。パッションは後方7番手からじっくりと脚をためた。直線に入り、大外から追い込み態勢。おじを彷彿とさせる上がり3F33秒6の切れ味をサク裂させて、一瞬にして馬群を抜き去った。後続に3馬身、タイムにしてコンマ5秒引き放したところがゴールだった。

 過去に勝ち馬からキングヘイローやイシノサンデーら後のG1馬を輩出した出世レースだけに、今後の活躍に期待が膨らむ。

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2009年11月15日のニュース