2着ブラボーデイジー

[ 2009年5月18日 06:00 ]

 ウオッカのはるか後方で繰り広げられた2着争いは、生野騎乗の11番人気ブラボーデイジーが制した。人馬ともにG1初挑戦。「ウオッカには離される一方だったけど、それは仕方ないね。ここにきて力をつけている」。24歳の生野は、馬の力を出し切ったという充足感を漂わせた。

 好枠を生かし、道中はインの4番手をロスなく追走。「スッといいところにつけられたし、ずっと楽に運べたので坂も気にしなかった」と振り返ったように、直線もしっかり伸びた。前走・福島牝馬Sで重賞初制覇。ザレマ(4着)との2頭出しだった音無師は「前走がフロックでないことを証明してくれた。生野の乗り方も満点」と愛馬と厩舎所属の弟子を称えた。
 春のG1は天皇賞・春Vの松岡(24歳)、NHKマイルCを制した藤岡康(20歳)に続いて20代前半の騎手が連対。怖いもの知らずの若手の勢いは侮れない。

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2009年5月18日のニュース