JRA クラシックに外国馬開放!

[ 2008年11月19日 06:00 ]

来年から海外居住者も馬主登録OKに

 JRAは18日、東京・港区の六本木事務所で運営審議会を開き、来年の開催日程とともに本格的な国際化計画を発表した。10年までにクラシックを含めたすべての平地重賞レースを外国馬が出走可能な国際競走にする。来年は3歳馬限定G1としては初めてNHKマイルCと秋華賞を外国馬に開放。現行の111競走に加えて28競走が新たに国際競走となる。翌10年には残る24競走の門戸を開放。皐月賞、ダービー、菊花賞の3冠や桜花賞、オークスの牝馬2冠、朝日杯FS、阪神JFの2歳馬限定G1にも外国馬が出走可能となる。JRAでは「外国馬の出走頭数枠などは未定」としているが、3、4頭が出走可能となる見通し。日本馬にとってクラシック制覇のハードルはさらに高くなる。
 外国馬への門戸全面開放について、JRAは「05年以降の国際化の中でも、国内の生産やレースへの影響はほとんどなかった。今回の決定で日本の競馬の格付けを上げることになる。生産界への影響もほとんどないはず」と説明した。

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2008年11月19日のニュース