MBS2年目アナ「まえはるの進め!アナ街道」

「一日警察署長」で防犯意識を再確認 南京錠10個持参での海外旅行を思い出しました

[ 2022年8月3日 05:30 ]

一日警察署長でいろいろ新発見がありました
Photo By 提供写真

 暑い日が続いていますね。生まれ育った北海道にある実家では、エアコンはあるもののほとんどつけず、扇風機で夏を乗り切っていたので、関西ではエアコンに慣れない日々を過ごしています。夜にどうすればエアコンで喉を痛めることなく涼しく眠れるのかが、夏の課題です。

 そんな中、先週初めての経験をしました。それが「一日警察署長」です。大阪府警西成署の一日署長に就任し、天下茶屋駅前で特殊詐欺防止キャンペーンを行いました。まずは左胸に金色に光り輝く階級章が付いている女性警察官の制服に着替え、委嘱式に出席しました。肩にかけられた「一日警察署長」と書かれたタスキが責任感から重く感じました。

 その後は、還付金詐欺から身を守るための寸劇を行う防犯教室に参加しました。警察の方も全員がコテコテの大阪のおばちゃん役で、ヒョウ柄の衣装を身にまとい、関西弁でノリツッコミをしました。小学生の時に見ていた防犯教室とはまるで違い、ここでもカルチャーショックを受けました。キャンペーンに参加していた地域の方の中にもヒョウ柄のシャツを着た方を何人か発見し、北海道出身の私は、そういうところにワクワクしてしまいました。

 このキャンペーンに参加させていただき、大学時代に防犯のために日本から南京錠を10個も持って海外旅行に出かけたことを思い出しました。日常生活でも防げることは事前に防ぐという、当たり前だけどおざなりになっている部分を再認識しました。西成警察署の方々、ありがとうございました。

 アナウンサーになって7月で丸1年になり、想像もしていなかった経験をさせてもらっています。今月もどんな初体験ができるのか楽しみです。

 ◇前田 春香(まえだ・はるか)1998年(平10)5月23日生まれ、北海道出身の24歳。慶応大法学部卒。2021年、MBS入社。特技は牛の乳しぼり、雪かき、旅先での防犯対策。座右の銘は「千里の道も一歩から」。担当番組に「せやねん!」「よんチャンTV」ほか。

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