ついに“対面”デビューしました!　試写会司会は観客の顔、ダイレクトに届くリアクションに…

やりました！試写会の司会初体験
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　そろそろ暦の上では梅雨になりますね。生まれ育った北海道は梅雨がないため、じめじめした空気にいまだ慣れず、気持ちも左右されそうになります。ただ、大阪市内は地下街や商店街が充実しているため、積極的に外出し、梅雨を楽しむ気満々です。

　5月は4月から始まった担当番組にも少しずつ慣れてきて、先輩方や友人と食事に行ったりと気持ち的にリフレッシュできた1カ月になりました。入社してからの大半を緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の中で過ごしてきた私にとって、対面で交流できる瞬間を逃したくありません。

　そんな中、アナウンサーになってほぼ初めて、対面の仕事ができました。それが「試写会の司会」でした。抽選で選ばれた観客へ向け、試写前に映画説明やキャンペーン告知などを行います。今回は、MBS特別試写会「ハケンアニメ！」を担当しました。

　初めての司会ながらも、観客はアナウンサーとして見ているという責任感を感じながら、「観客と会話する」イメージを大切に挑みました。放送の方が多くの人が見聞きしているはずなのに、顔が見えて、拍手や笑い等のリアクションが伝わってくるだけで、恐怖心が見え隠れし、後半は手元の資料を読むだけになってしまいました。反省ばかりの時間でしたが、観客の皆さんの温かい拍手のおかげで、放送の場でもこのリアルをまた体験したいと強く思いました。

　今後の機会に向けて、先輩の技術をまね、反応が感じられる対面の場で試行錯誤しながら、一つ一つ積み上げていきたいです。皆さまと直接お会いできる日が楽しみです！

　◇前田　春香（まえだ・はるか）1998年（平10）5月23日、北海道出身の24歳。慶応大法学部卒。2021年、MBS入社。特技は牛の乳しぼり、雪かき、旅先での防犯対策。座右の銘は「千里の道も一歩から」。担当番組に「せやねん！」「よんチャンTV」ほか。