【豊臣兄弟 大河絵(豊臣兄弟絵)】第15話 地獄絵図のごとく“赤い悪魔”と化した信長に狸が震え白兎に

[ 2026年4月26日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」大河絵・第15話 地獄絵図のごとく“赤い悪魔”と化した信長に狸が震え白兎に
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は26日に第16話「覚悟の比叡山」が放送される。先週の放送では壮絶な姉川大合戦が描かれた。生きるために体中を血に染めた小一郎(仲野太賀)。そして三英傑が集結する中で信長(小栗旬)と家康(松下洸平)は…。

 前回の第15話は「姉川大合戦」。信長は朝倉・浅井に反撃するため、義昭(尾上右近)や家康に援軍を要請。だが、内心では信長の失脚を願う彼らの動きは鈍い。一方、小一郎と藤吉郎(池松壮亮)は、市(宮崎あおい)を逃がすため時を稼ごうとするが、市の思いは長政(中島歩)とともにあり、策は実を結ばない。そんな中、信長は北近江へ進軍を開始。姉川を挟んで朝倉・浅井軍と対峙(たいじ)し、ついに両軍は対決の時を迎える…という展開だった。

 「ここは地獄じゃ…」。小一郎が逆転勝利後に見た戦場はまさに地獄だった。

 逆転勝利。それは信長に“仕掛け”た狸・家康が導いた。同盟関係を結ぶ中、自身の存在を軽く見る信長にイラ立つ家康が戦場にわざと遅参。「武田への備え…」。しかし、その器の小さいたくらみは返り討ちにされる。

 「他に何か申したきことはあるか」

 口髭をたくわえた信長の目が恐ろしい。虚無。その迫力と不気味さに恐れおののいた家康は、自身の嘘は全てお見通しといった表情の信長に対して、ふてぶてしさ一転“超速”で土下座。顔を引きつらせながら「二度と…二度とこのようなことはいたしませぬ!」と震えた。その家康に近づき小魚を口にくわえさせた信長。家康だけでなく本陣に集った誰しもが恐怖に背筋が凍った。

 多くの屍で真っ赤に染まった戦場、信長の迫力に耳を真っ赤に染めながら震え白兎と化した家康、初めて人を斬り頬など体中に真っ赤な返り血を浴びた小一郎。だが、長政の裏切りで心を完全に閉ざした信長は、誰よりも真っ赤な血が煮えたぎった地獄の閻魔大王のようだった。

 しかし、地獄絵図は終わらない。比叡山の焼き討ち。修羅と化した信長を石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり5年目。

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