「豊臣兄弟」撫で斬り…義昭叱責→光秀涙→信長恩賞「闇落ち」「麒麟はこない」ネット同情 比叡山焼き討ち

[ 2026年4月26日 20:45 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第16話。明智光秀(要潤・右)は比叡山焼き討ちを実行し「こうするしかないのじゃ。こうするしか…」――(C)NHK
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は26日、第16話が放送され、織田信長による「比叡山焼き討ち」(1571年・元亀2年)が描かれた。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 第16話は「覚悟の比叡山」。木下藤吉郎(池松壮亮)は浅井の忠臣・宮部継潤(ドンペイ)の調略を請け負う。継潤は、藤吉郎の子を人質として預けるなら織田に付くという。子のない藤吉郎は、とも(宮澤エマ)の長男・万丸を差し出そうと考えるが、姉は激怒。困り果てた兄に代わり、木下小一郎(仲野太賀)が説得を試みる。一方、敗走した浅井長政(中島歩)と朝倉義景(鶴見辰吾)は、比叡山延暦寺に立てこもる。織田信長(小栗旬)は“織田に従わないなら寺を焼き払え”と明智光秀(要潤)に命じ…という展開。

 信長は、足利義昭(尾上右近)が働き掛けた和睦に激怒。藤吉郎を蹴り飛ばした。「この和睦で救われたのは、我らか。それとも朝倉浅井か。まるで公方様は、朝倉浅井を助けておるようじゃ。のう、十兵衛」と義昭の真意を問う。

 義昭は「(金ヶ崎で)浅井が織田を裏切った時、信長はもう助からんと知らせを受けた。その時に思うたのじゃ。これでわしの幕府が出来上がると。おまえは織田の中に深く入り込み、毒となれ。決して見透かされてはならぬぞ」と光秀に命じていた。

 「答えよ、十兵衛」。光秀は「公方様に限って、そのようなことはございません」と信長の疑念を否定した。

 「これで気の煩いもなく、比叡山の俗物どもを一掃できるわ。延暦寺に書状を送りつけよ。この先、我らに従うなら所領だけは安堵してやる。が、そうでなければ、皆殺しにすると。その時は十兵衛、おまえがやれ。これは見せしめでもある!我らに刃向かうものは、女子どもとて、一人残らず撫(な)で斬りにするのじゃ」

 そして、延暦寺攻めの日。志願した藤吉郎は信長の命に背き、女と子どもを逃がした。

 燃え盛る本堂に、屍が折り重なる。光秀は「信長様の目は欺けぬ。こうするしかないのじゃ。こうするしか…」。女と子どもも殺めた後悔か。藤吉郎に力なく吐露し、足取りは重い。

 義昭は「人の所業とは思えん。光秀、いつからそのような外道に成り下がった!」と激怒。光秀は土下座した。

 光秀「申し訳ございません。しかしながら、信長は我々を疑うております。(顔を上げ)公方様とのお約束を果たすために、今は従うほかは」

 義昭「わしのせいじゃというのか。わしのために、罪なき者の命まで、数多奪ったというのか。やはりおまえを織田に送ったのは間違いであった。わしのもとに戻ってまいれ、光秀」

 光秀は畳に突っ伏し、泣き崩れた。

 信長は光秀の功績を称賛。「もったいなきお言葉。なれど、やはり私は…」。光秀の言葉を遮り、近江・坂本に城を築くことを許可した。「今日より城持ち大名じゃ」。光秀は驚く。一方、藤吉郎には切腹を命じた。

 そこへ信長の家臣になることを決意した継潤が現れ、かつて自身が僧兵だった延暦寺の馴染みの者が大勢救われたと訴え。信長は今回に限り、藤吉郎を無罪放免とした。

 坂本城の築城が始まる。義昭は「光秀が…偉くなったものよのう」。藤戸石を斬りつける。「織田、信長…あああ!」。怒りに顔が歪む。その目には決意が宿っていた。戦国最大のミステリー「本能寺の変」(1582年・天正10年)まで劇中11年――。

 SNS上には「明智光秀のメンタルが心配」「十兵衛、闇堕ち」「麒麟は…こない」「かわいそう。公方様に従って、斬りたくない人まで斬ったのに」「信長の命令に逆らったけど人道を守った藤吉郎と、命令を守って褒美も手に入れたけど大事なものを失った光秀の対比がつらい…」などの声が続出。板挟みになった光秀への同情が広がった。

 次回は5月3日、第17話「小谷落城」が放送される。

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